令和2年12月02日(水)
安全保障・
領土問題
ロシア 対空ミサイルを北方領土配備か
ロシアの東部軍管区は1日、長距離対空ミサイルシステム「S300V4」をクリール諸島(千島列島と北方領土)に実戦配備したと発表した。具体的な配備場所は明らかにしていないが、択捉島か国後島の可能性が高い。S300V4は弾道ミサイルや航空機などに対して高い迎撃能力を持つとされる。
ロシアは2016年、地対艦ミサイル「バスチオン」を択捉島に、同「バル」を国後島に配備し、対艦戦力を向上させた。18年から新鋭戦闘機「スホイ35」を択捉島に常駐させているのに続き、S300V4の配備で対空能力の向上に動いている形だ。
(産経新聞より抜粋)