令和3年01月10日(日)
安全保障・
領土問題
正恩氏「米は最大の敵」
北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は第8回党大会での5~7日の報告で、対外政治活動について「最大の主敵である米国を制圧・屈服させることに焦点を合わせる」と表明した。米本土を狙った大陸間弾道ミサイル(ICBM)の高度化や原子力潜水艦、戦術核兵器の開発にも言及し、非核化に応じない姿勢を鮮明にした。朝鮮中央通信が九日に伝えた。
金氏は「米国で誰が政権に就いても対朝鮮政策の方針は変わらない」と強調。バイデン米新政権の発足を前に、トランプ米政権との対話路線は終わりを告げ、敵対関係を前提とした米朝関係に回帰したことを内外に宣言した形だ。
(産経新聞より抜粋)