令和3年03月31日(水)
教育と
歴史認識
歴史新科目 大半で「慰安婦」
文部科学省は30日、令和4年度から高校で使用される教科書(主に1年生用)の検定結果を公表した。今回は学習指導要領改訂に伴う大幅な科目再編を受け、対象の多くが新科目の教科書となった。世界史と日本史を統合した必修科目「歴史総合」では、大半が「慰安婦」を取り上げるなど一部で自虐的な傾向が強まった。一方、地理が必修化された「地理総合」などで、北方領土や竹島、尖閣諸島について、全社が「固有の領土」と表記した。検定では全298点が申請され、歴史総合で基本的な教科書の要件を満たしていないとして不合格となったジャパンアーカイブスなど2点を除く296点が合格した。
(産経新聞より抜粋)