令和3年05月21日(金)
憲 法
国民投票法改正案 参院審議入り
参院憲法審査会は19日、憲法改正手続きに関する国民投票法改正案の趣旨説明などを行い、参院側の審議を始めた。自民党の二階俊博、立憲民主党の福山哲郎両幹事長は6月16日までの会期中に成立させることで合意している。
参院憲法審では、各会派の意見表明と自由討議も行った。自民の石井準一氏は、世論調査で改憲に前向きな回答が多いと指摘。その上で「(施行時から)大きく変化した社会や人々の考え方に憲法が対応できているのか、国会でしっかりと議論しろというのが国民の声だ」と述べた。
一方、立民の杉尾秀哉氏は「今回の法改正で憲法論議を加速させる条件が整ったかのごとき議論はあまりに早計かつ筋違いで、憲法軽視も甚だしい」と語り、具体的な改憲論議の進展に後ろ向きな姿勢をみせた。
(産経新聞より抜粋)