令和3年06月28日(月)
伝統・文化
夫婦別姓認めず 最高裁2件確定 「合憲」判断踏襲
夫婦別姓を認めない民法の規定は憲法に反するとして、広島市の医師らが別姓での婚姻届けを受理するよう求めた家事審判で、最高裁第1法廷(木沢克之裁判長)は、特別拮抗を棄却する決定をした。東京都の弁護士らが起こした同種訴訟でも、最高裁第2小法廷(岡村和美裁判長)が上告を棄却する決定をした。いずれも規定を「合憲」として訴えを認めない判断が確定した。
夫婦同姓を義務付けている現行法をめぐり、最高裁大法廷は23日の決定で、平成27年判決に続き「合憲」とした。
今回の2件もこれを踏襲した。