令和3年08月26日(木)
安全保障・
領土問題
露 択捉島で射撃訓練
ロシア政府が不法占拠する北方領土の択捉島周辺で、26日から新たに射撃訓練を実施すると日本側に通告したことが25日、日露関係筋の話で分かった。ロシア側は北方領土で大規模な軍事演習を実施するとともに、各島周辺で局地的な訓練も常態化させている。日本政府は、実効支配を強める動きとして警戒している。
政府関係者によると、ロシアは26日から数日間、択捉島で射撃訓練を行うと通告。これを受け、日本政府は外交ルートを通じ「ロシアの北方領土における軍備強化につながるものでわが国の立場と相いれず、受け入れられない」とロシア側に抗議した。
(産経新聞より抜粋)