令和3年11月10日(水)
憲 法
維新、国民が議論加速一致
日本維新の会の馬場伸幸幹事長は九日、国民民主党の榛葉賀津也幹事長と国会内で会談し、衆参両院の憲法審査会を毎週開くよう与党に求め、憲法改正に向けた議論を加速させる方針で一致した。先の衆院選で公示前から四倍も議席を伸ばした勢いに乗じ、改憲論議を主導して自民党の奮起を促す構えだ。
馬場氏は会談後、榛葉氏とともに記者団の取材に応じ、「目標を持ってやらないといけない。議論だけしていても仕方がない」と述べ、来夏の参院選に合わせて改憲の是非を問う国民投票を実施することに前向きな考えを示した。国民民主と連携し、野党の改憲論を引っ張る意向も強調した。「衆参の憲法審は全く機能していない。立憲民主党と共産党の妨害でまともな議論がなされていない」とも言い切った。榛葉氏も「毎週、きちんと定例日に憲法審で議論する」と応じた。
(産経新聞より抜粋)