令和3年10月18日(月)
伝統・文化
菅前首相 九年ぶり靖国参拝
岸田文雄首相は十七日、東京・九段北の靖国神社で同日始まった秋季例大祭に合わせ「内閣総理大臣 岸田文雄」名で「真榊」と呼ばれる供物を奉納した。菅義偉前首相らの前例を踏襲した。首相は十八日までの例大祭中、参拝しない。後藤茂之厚生労働相、若宮健嗣万博相も真榊を奉納した。
一方、菅氏は十七日、靖国神社を参拝した。官房長官に就任する前の平成二十四年八月十五日以来で、記者団に「国のために尊い命をささげた英霊に対し尊崇の念を表し、同時に御霊のご冥福をお祈り申し上げた。前衆院議員、前首相の立場で参拝した」と述べた。
超党派の議員連盟「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」は、会長の尾辻秀久元参院副議長らが代表して参拝した。衆院選を考慮し一斉参拝は見送った。
(産経新聞より抜粋)