令和3年11月17日(水)
安全保障・
領土問題
日米、南シナ海で共同訓練
海上自衛隊は十六日、海自の潜水艦が同日、南シナ海では初めてとなる米海軍との対潜水艦戦の共同訓練を実施したと発表した。対潜戦訓練は潜水艦の位置を探知し、攻撃する手順を確認する高度な内容。中国は南シナ海の領有権主張を強めており、日米は共同訓練で牽制する狙いとみられる。
海自トップの山村浩海上幕僚長は十六日の記者会見で「海域を問わずハイエンド(高度)な訓練をできることは、日米相互運用性の高さを示す。海自と米海軍による抑止力、対処力と象徴するものだ」と述べた。
(産経新聞より抜粋)