令和3年11月18日(木)
皇 室
大嘗祭支出、高裁も適法 市民団体の訴え棄却
皇位継承に伴う「即位の礼」や「大嘗祭」への国費支出は憲法が定めた政教分離の原則に反するとして、市民団体メンバーらが国に支出しないよう求めた訴訟の差し戻し控訴審判決で、東京高裁は十七日、支出を適法とした一審東京地裁判決を支持し、メンバーらの控訴を棄却した。
小野瀬厚裁判長は「公金支出に不快感を抱くことがあるとしても、思想良心や信教の自由の侵害と認めるには、思想の強制などで直接不利益を受けることが必要だ」と指摘した。
(産経新聞より抜粋))