令和4年01月26日(水)
憲 法
憲法審 毎週開催で一致
自民、公明両党は二十五日、衆院憲法審査会の運営方針を協議する与党幹事懇談会を開き、改憲に積極的な野党の日本維新の会、国民民主党、無所属議員会派「有志の会」も参加した。令和四年度予算案の衆院審議中の今週以降、定例日(毎週木曜)ごとに憲法審を開いて議論を行うべきだとの認識で一致し、改憲議論に消極的な立憲民主、共産両党などに議論への参加を求める方針を確認した。
与党筆頭幹事の新藤義孝氏(自民)は野党筆頭幹事の奥野総一郎氏(立民)に二十七日の自由討議実施を申し入れた。奥野氏は持ち帰ったが、予算委員会の最中であることを理由に難色を示している。本予算案の衆院審議中に自由討議を行った例は平成二十四、二十五両年のみだが、議員間で討議する憲法審は閣僚出席の必要もなく、「『予算委があるから開けない』という理屈はない」(幹事の北側一雄公明党副代表)との声が強まっていた。
(産経新聞より抜粋)