令和4年02月07日(月)
憲 法
改憲の機運「全国で醸成」
自民党の憲法改正実現本部は六日、新たに始めた憲法集会の全国展開の第一弾として、岐阜市内で地方議員ら約四十人を集めて集会を開いた。古屋圭司本部長が、改憲議論に消極的な立憲民主党の姿勢を転換させて国会の憲法審査会の議論を進展させるために、世論を盛り上げる取り組みの重要性を強調した。
古屋氏は集会で、立民は「腰が引けている」と指摘。「全国運動を通じてしっかり(機運を)醸成していく。そうすれば立民も(議論に)応じざるを得なくなる」と述べた。改憲の是非を決める国民投票が一度も行われていないことから「国民の機会を奪っている。立法府の不作為だ」とも語った。
実現本部は一日、傘下の「国民運動委員会」内に集会の全国展開を担う実務部隊を発足させたばかり。実現本部は五月の連休までに、全都道府県で少なくとも一回の憲法集会を開くよう徹底させる方針だ。
(産経新聞より抜粋)