令和4年03月11日(金)
教育と
歴史認識
韓国大統領に保守系・尹氏
韓国大統領選は十日未明まで開票が行われ、保守系最大野党「国民の力」候補の尹錫悦(ユンソンヨル)前検事総長が革新系与党「共に民主党」の李在明(イジェミョン)前京畿道知事との接戦を制し、当選した。五年ぶりに保守政権が誕生する。得票率は尹氏が四八・五六%、李氏が四七・八三%で、史上最少の僅差だった。
尹氏は大統領就任後に日韓関係の修復や、日米韓の安全保障協力の強化を目指す意向を明らかにしている。また、文在寅政権の対北融和政策の見直しを明言しており、北朝鮮の核・ミサイル問題に対する国際社会の協調態勢にも大きな影響を与えそうだ。
尹氏は十日未明、ソウルで支持者らを前に演説し「偉大な国民の勝利だ」と宣言。同日午後の会見では、日韓関係について「過去よりも、将来どうすれば両国や国民の利益になるかを探っていくことが重要だ」と強調した。「問題解決へひざを突き合わせる必要がある」と述べた。
(産経新聞より抜粋)