令和4年03月06日(日)
安全保障・
領土問題
北、弾道ミサイル発射
北朝鮮は五日午前八時四十七分ごろ、日本海に向けて弾道ミサイル一発を発射した。岸信夫防衛相は、ミサイルが約三〇〇キロ飛翔し、最高高度は約五五〇キロに達したとの分析を明らかにした。日本の排他的経済水域外の北朝鮮東岸付近に落下したと推定している。
北朝鮮によるミサイル発射は今年九回目。先月二十七日にも弾道ミサイルを発射したばかりで、北朝鮮は翌二十八日に「偵察衛星開発のための重要テスト」だったと主張した。今回も高い角度で打ち上げ、飛距離を抑える「ロフテッド軌道」とみられる。バイデン米政権など国際社会がロシアによるウクライナ侵攻への対応に追われる中、北朝鮮としては存在感を誇示し、交渉力を高める狙いもあるとみられる。
(産経新聞より抜粋)