令和4年02月23日(水)
安全保障・
領土問題
「竹島の日」島根で式典 閣僚派遣今年も見送り
韓国の不法占拠が続く竹島の早期返還を訴えるため、島根県などは「竹島の日」の二十二日、松江市で十七回目となる記念式典を開いた。丸山達也知事は、韓国の警察庁長官らの上陸や周辺での防衛訓練に触れ「(韓国側は)竹島の占拠を既成事実化しようとする動きを強めている」として日本政府の毅然とした対応を求めた。
県は首相や官房長官、外相ら閣僚に出席の案内を送ったが、政府は今年も閣僚の派遣を見送り、小寺裕雄内閣府政務官が代表として出席した。政務官の出席は十年連続。小寺氏は挨拶で「(竹島問題は)領土や主権というわが国の根幹にかかる極めて重要な課題だ。毅然とした態度でわが国の立場を韓国側に伝え、今後も粘り強く対応していく」と述べた。
(産経新聞より抜粋)