令和4年06月20日(月)
安全保障・
領土問題
露艦、列島半周を航行
防衛省統合幕僚監部は十九日、太平洋側を南下していたロシア海軍の艦艇五隻が沖縄本島と宮古島の間の海域を抜け、東シナ海へ入ったと発表した。日本列島を半周するように航行したことになる。防衛省は今回の行動の狙いを詳しく分析し、ロシアの動向に警戒を強めている。
防衛省によると、五隻はフリゲート艦三隻と駆逐艦一隻、ミサイル観測支援艦一隻。この五隻は今月、北海道沖から南寄りに移動し、千葉県沖、さらに伊豆諸島を通過したと明らかになっていた。防衛省が十七日に動向を公表した伊豆諸島付近では、別の二隻も一緒だった。
(産経新聞より抜粋)