令和4年09月06日(火)
教育と
歴史認識
徴用工 政府肩代わり案認めず
韓国最高裁が日本企業に賠償を命じたいわゆる徴用工訴訟問題で、解決策を協議する官民協議会の第四回会合が五日、開催された。韓国外務省関係者は会合終了後、協議会が「今日で最後になった」と説明した。聯合ニュースなどが報じた。韓国政府は協議会で出た意見を基に、近く解決に向けた政府案を策定し、日本政府や原告側に提示する方針。第二回会合後に協議会への全面不参加を表明した原告支援団体などへの意見聴取は、今後も続けるとしている。
同関係者によると、この日の会合では過去三回の議論を踏まえ、韓国政府が被告企業の賠償を肩代わりする「代位弁済」案は「適切ではない」との意見で出席者が一致した。韓国政府は新たな財団や既存の基金の活用を通じ、日韓企業などの拠出金で賠償を肩代わりする案を中心に検討を進めるとみられる。
(産経新聞より抜粋)