令和5年01月01日(日)
安全保障・
領土問題
北ミサイル 昨年三十七回 三十一日も三発
北朝鮮は三十一日午前八時十五分ごろ、平壌南方から日本海に短距離弾道ミサイル三発を発射した。韓国軍が発表した。日本の防衛省によると、いずれも最高高度約一〇〇キロで約三五〇キロ飛翔し、日本の排他的経済水域外に落下したと推定される。北朝鮮によるミサイル発射は十二月二十三日以来で二〇二二年に入って三十七回目。北朝鮮は今回の三発を含め、過去最多となる約七十発の弾道ミサイルを発射した。
液体燃料型に比べて迅速な発射が可能な固体燃料型ミサイルを移動式発射台で打ち上げたと分析されている。韓国は三十日、固体燃料ロケットの二回目の打ち上げ実験に成功したと発表している。北朝鮮がこれに対抗し、即時発射できる能力をアピールしようとした可能性がある。