令和5年02月07日(火)
教育と
歴史認識
徴用工訴訟「謝罪」継承案 日本と協議
韓国の朴振(パクチン)外相は六日、国会で、いわゆる徴用工訴訟問題の解決案を巡り、日本政府が歴史問題で過去の宣言や談話で表明した「痛切な反省や謝罪」を継承する案を日本側と協議していると明らかにした。一例として、一九九八年の当時の小渕恵三首相と金大中(キムテジュン)大統領による日韓共同宣言の継承を挙げた。韓国政府は、韓国企業の寄付金を基に韓国の財団が賠償を肩代わりする案で解決を目指しているが、原告などが日本側の謝罪を求めて強く反発していることから、日本政府に「誠意ある呼応措置」も求めてきた。
朴氏は、宣言には日本による韓国国民への「痛切な反省と心からのおわび」が盛り込まれている点を挙げ、日本政府が宣言を「包括的に継承」する場合、反省やおわびも受け入れたとみなせると説明した。
(産経新聞より抜粋)