令和5年01月28日(土)
安全保障・
領土問題
離島防衛 日米が共同訓練
陸上自衛隊は二十七日、離島防衛を想定して米海兵隊と毎年度実施している共同訓練「アイアン・フィスト」を、大分県の日出生台演習場や鹿児島県の離島などで二月十六日から三月十二日まで行うと発表した。日本国内での実施は初めてとなる。中国の海洋進出や台湾緊迫化を念頭に、日本の連携を強化し抑止力を高める狙いがあるとみられる。
陸自によると、長崎県佐世保市に拠点を置く離島防衛専門部隊「水陸機動隊」や西部方面隊、沖縄県に駐留する米海兵隊の第三海兵機動展開部隊などから計約一七〇〇名が参加する。島嶼部の奪還を想定した水陸両用作戦の練度向上を目的に、統合火力誘導や着上陸、空挺降下、陸上戦闘などの訓練を計画している。
(産経新聞より抜粋)