令和5年03月28日(火)
安全保障・
領土問題
北、短距離弾道ミサイル二発
北朝鮮が二十七日午前七時四十七分ごろから同八時ごろにかけ、弾道ミサイル二発を日本海に向けて相次ぎ発射した。韓国軍は、いずれも平壌近郊から発射された短距離弾道ミサイルだとし、それぞれ約三七〇キロ飛翔したと分析。日本の防衛省は、最高高度五〇キロで飛距離は約三五〇キロだったとし、変則軌道で飛翔した可能性があるとの見方を示した。二発は日本の排他的経済水域外に落下したと推定される。
北朝鮮による弾道ミサイル発射は十九日に模擬核弾頭の空中爆発実験として短距離弾道ミサイルを発射して以来で、今年に入って八回目。北朝鮮は、米韓両軍が十三日~二十三日に韓国周辺で実施した大規模合同軍事演習「フリーダムシールド(自由の盾)」に対抗し、大陸間弾道ミサイルや巡航ミサイルなどの発射を繰り返し、多様な核攻撃手段を誇示してきた。
(産経新聞より抜粋)