自民、公明両党は十八日、LGBTなど性的少数者への理解増進を図る法案を衆院に提出した。令和三年に超党派議員連盟が中心となってまとめた法案を修正した内容だが、自民内には依然「差別をかえって助長しかねない」などと懸念が残っている。一方、立憲民主党は同日、対案として修正前の議連案を共産、社民両党と共同提出した。与党は岸田文雄首相の意向も念頭にG7広島サミットの開幕前の提出にこだわった。自民の新藤義孝政調会長代行は十八日の法案提出後、記者団に「この国会で成立を目指すことは当然だ」と強調した。

（産経新聞より抜粋）