令和5年06月03日(土)
その他
戸籍読み仮名 改正法成立
戸籍にこれまで記載がなかった氏名の「読み仮名」を必須とする改正戸籍法などが二日、参院本会議で、自民、公明、日本維新の会、国民民主各党などの賛成多数で可決、成立した。令和六年度にも施行され、全国民が施行後一年以内に本籍地の市区町村に届ける必要がある。
いわゆる「キラキラネーム」など漢字本来と異なる読み方は「氏名に用いる文字の読み方として一般に認められているもの」との基準を設けた。「一般に認められている」の基準の詳細は法務省が今後、通達で示す。①漢字とは意味が反対、②読み違いかどうか判然としない、③漢字の意味や読み方からはおよそ連想できない―といった読みは許容しない方向で、具体的には「高(ヒクシ)」「太郎(ジロウ)」などは認められない見込み。常用漢字表や辞書に掲載がない読み方の場合も届け出人に説明を求めた上で判断する。
(産経新聞より抜粋)