令和2年10月09日(金)
皇 室
立皇嗣の礼 来月8日
政府は8日、皇位継承に関する式典委員会を首相官邸で開き、秋篠宮さまが皇位継承順位一位の「皇嗣」になられたことを国内外に示す「立皇嗣の礼」を11月8日に執り行うことを決定した。当初は4月19日の予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け延期していた。
式典委員会に委員長として出席した菅義偉首相は「皇位の継承に伴う一連の式典の最後を飾る立皇嗣の礼が、国民の祝福の中で、滞りなく行われるよう新型コロナウイルス感染症対策に細心の注意を払いながら準備に万全を期したい」と述べた。
感染防止策として賓客と食事を共にする祝宴「宮中饗宴の儀」は中止し、中心儀式の「立皇嗣宣明の儀」は首相ら三権の長や、駐日大使で駐在歴が最も長い外交団長ら約50人に招待者を絞る。
政府は一連の儀式終了後、安定的な皇位継承策の議論を本格化させる。
(産経新聞より抜粋)