令和2年10月14日(水)
安全保障・
領土問題
中国工船の侵入 最長に
第11管区海上保安本部(那覇)は13日、尖閣諸島周辺の領海で、11日午前に侵入した中国海警局の船2隻が領海内にとどまっていることを確認した。7月に記録した連続滞在39時間23分を13日午前2時11分ごろに超え、平成24年9月の尖閣国有化以降、最長に。2隻は13日午後8時19分から相次いで退去し、外側の接続水域を出た。領海内の滞在時間は57時間39分となった。
加藤勝信官房長官は「現場で退去要求を繰り返すとともに中国側に厳重に抗議している」と述べた。一方、中国外務省報道官は「周辺海域でパトロールし法執行することは中国の固有の権利」と主張した。
(産経新聞より抜粋)